Case Study / 利用事例
武蔵新城にある割烹、小料理屋 「おばら」さま
無指向性スピーカー 3D-032を全てのお部屋に設置させて頂きました。 特に、一階のカウンター/テーブル(ホール)には4個の3D-032を四隅に設置。 ホール中に音が広がり、常に大変聴きやすい音楽が流れています。 女性だけで営んでおられる和食のお店ですが、武蔵新城で開店60年、 腕のいいおふくろさん(女将)が美味しいし季節の物をだしてくれます。 なんといっても、煮物!そのほか、海鮮に野菜に品のよいお料理がならびます。 で、かわいい若女将(失礼^^;)が、全国各地から厳選した旨い日本酒を、 まさにソムリエ(利き酒師)のごとくお勧めしてくれます。
入口は小さいイメージのお店ですが、意外と広く、一階のカウンターとテーブル席のほか、奥に座敷もあります。 更に二階にも数室の御座敷がありますので、かなりのキャパがあるのですが、 無指向性スピーカー3D-032が、どの席にもここちよい音を響かせます。 普段は、有線放送を中心に流していますが、昔から「音楽好きの常連さん」も集まり、 吹奏楽やJAZZの演奏者がもってきたCDをかけたり、持ち込み音楽を流しながら、楽しいお話しでいつも盛り上がっています。 Dr.3の音を聴きに行くだけでもいいですが、いついってもイイ気分になってしまう「お薦めのお店」です。
おばら | 住所神奈川県川崎市中原区上新城2-3-18 交通手段武蔵新城駅から152m TEL・予約044-766-8407 営業時間17:00〜24:00(L.O.23:30) 定休日日曜・祝日 |
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3D-10と特注アンプをご購入していただいたお客様のお声をご紹介します
高台にある閑静な住宅街にお住まいの音楽愛好家。 その個性的なお宅にある吹き抜けの大きなリビングルーム。 ここに3D-10(黒)を設置し、オリジナルの受注アンプをお部屋に合わせ、 HiFiシステムを構成させていただいた例です。
数学の教師でもある氏は、弊社スピーカの数学的特徴に魅かれたとのこと。 クラシックやJAZZが大好きで、オーディオシステム構築には、 氏の長い経験と知識から(ご本人いわく、重症のコンサートゴーアとか)、 音響に対する厳しい目をお持ちです。 人当たりがよく、お話もお上手で、とても包容力のある優しい氏ですが、 音楽だけでなく、登山や自転車とストイックな面も併せもち、 広いご趣味全てを極めておられます。 メールで、お写真とご感想をいただきましたので、ご紹介いたします。 愛用のアレックス・モールトン・ニューシリーズ(20インチ)とともに
私のオーディオ歴と正12面体スピーカーとの出会い
中学で吹奏楽部に入ってから数えても、少なくとも40年来の音楽ファンです。 若かったせいか、中学、高校生の頃はモーツァルトやベートーヴェンの音楽に単純さを感じ、 バッハ、ブルックナー、マーラー、ストラヴィンスキーから、 ヴォーンウィリアムス、ドビュッシー、ラヴェル…と、 スコアを見ながらどんどんのめりこんでいきました。 サキソフォンを吹いていたせいもあり、JAZZもよく聴きましたが、 年齢を重ねるにつれて、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの天才性が判るようになり、 最近はゆったりとオペラやバレエなどのコンサートにも通うようになりました。 振り返ると、学生時代はレコードを買うためだけにアルバイトをしていたように思います。 オーディオシステムは当時家にあったモジュラー・ステレオでしたが、 社会人になって少し金銭的に余裕ができると、根っからの凝り性が顔を出し、 セパレート・ステレオ(今はなきTORIOのプリアンプにモノーラルのパワーアンプ2台) を揃えて15年もの間じっくり聴き込みました。 その後、30代半ば頃だったでしょうか、 セパレート構成で超重量級のウエスギの真空管アンプを入手いたしました。 このアンプは今もとても気に入っており、クラシックのCDやオペラ、 バレエのLD(最近はDVD)、JAZZや4,50年代のアメリカン・ポップスのレコードなど、 20年以上も聴き込んでいます。 スピーカーはネットワークによる位相ずれ(素人考えですが)が嫌で、 3WAYには手を出さず、ずっと2WAYの箱型ですが、 最後はロジャースのスタジオ・モニター、LS5/9に落ち着いていました。私は数学の教員(特に幾何学が好きです)ということもありますが、 3年ほど前にドクター・スリー社のスピーカーを初めてみたとき、 黄金分割比を持つ正多面体の綺麗な数学性に魅かれて見た目からまず興味を持ちました。 しかし、その数学性を生かし、 フルレンジ・スピーカー24個でステレオ点音源システムを構築するという斬新さで、 マルチウェイ・スピーカーなのに、位相ずれがないフルレンジ・システムという点、 その小ささに似合わぬ音圧の高さと、音場の広がり、 そしてなにより音像のクリアさが気に入って3D-02を購入させていただきました。
Dr.threeスピーカーにあう専用アンプを特注
その1年後、口径10cmの3D-10を追加購入させていただき、 その音場・音像の特徴はそのままに、より余裕のある再生音にグレード・アップしました。 ただ、フル・フラットを目指す社のコンセプトとは思いますが、 残念ながら、特にJAZZの再生時、低音のボリューム感に不満があって、 ロジャースのLS5/9と併用してきました。 昨年の春、近藤社長に相談したところ、 「今できる最高のシステムを目指します」という言葉をいただき、 AVルームに合わせた専用のD/BOXを搭載したアンプを設計していただくこととなりました。 試作、整合を繰り返し、完成まで1年半以上かかりました。 主に安定化電源の設計に時間を割いていただいたようですが、 最終的に300W+300Wのフルデジタル・プリメインアンプが完成し、 この夏から試聴を始めています。400Wクラスの大きなコアトランスを左右独立して2回路もった、 「こだわりの安定化電源」が本体のほとんどを占めいていますが、 出来上がったアンプのコンパクトさには驚きです。 フロントパネルのデザインは、私に設計させていただいて、 古き良き時代のアナログ的な雰囲気にしましたが、 アナログメータのバックライトに高輝度の青味がかった白いLEDの輝きが、 現代的で斬新なデザインにできたと思います。 また、安定化電源によるPWM信号の矩形波のレベル方向の正確さと、 水晶発振子による矩形波の切り替えタイミングの時間軸方向の正確さ、 の両方をきちんとケアしたことで生成されるピュアな音質には、 ほんとうに感動しています。 我が家の独特の構造のAVルームに合わせるため、 何回も通ってきていただきましたが、 最終的にDSPのプログラム調整も行っていただいて、 低音もふくよかに持ち上げていただきました。
吹き抜けでつながっている2階の書斎で聴いても同じ音
今の家は10年ほど前に設計してもらったのですが、 薪ストーヴを設置するため18畳のリヴィングの半分を吹き抜けにし、 屋根で集熱したエネルギーを床下に蓄積するソーラーシステムを導入しています。 屋根裏(梁)のない構造(今はもう横浜市の条例で許可にならないそうです)で、 天井までの高さ7mの空間の広がりを、 この正12面体スピーカー3D-10はよく生かしてくれていると思います。 特にBCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)によるバッハのカンタータや、 オルガンのCDはまるで教会で聴いているような響き…。 また吹き抜けの2階部分に相当するキャットウォークや、 吹き抜けでつながっている2階の書斎で聴いても同じ音で聴けるのが、 点音源スピーカーのいいところ…。 今までの箱型スピーカーでは得られない音質に、 正12面体スピーカーの能力と改めて感心しています。 それまでは年間50回以上行っていたコンサートですが、 このスピーカーを導入してから半分ほどに減り、 出かけるのは土日のコンサートがほとんどになりました。 平日の夜のコンサートは帰宅時間が午後11時を回るため、 結構億劫だということもありますが、 近藤社長のアンプと3D-10から発生する「生」さながらの音を、 自宅でゆっくり楽しめるからだと思います。 世の中のオーディオ雑誌には、 ほぼ無視されているように見受けられる「正12面体スピーカー」ですが (一時ビクターも呼吸球スピーカーを作っていたようですが、 いつの間にか消えました。 ソリッド・アコースティックスやB&F、グロボ社はドクター・スリーの系列だそうで、 今はなき同社の製品の修理もドクター・スリーにもちこまれることがあるそうです)、 17インチのアレックス・モールトン(自転車です)のように 「その原理的な良さを認めると既存の製品をすべて否定することになる」 という危険性からでしょうか。 一部のマニアに認知され、愛好されるだけの存在ではもったいない気もします…。
M.Yさん | 住所神奈川県横浜市 |
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3D-08と3D-02を利用したサラウンドシステムをご購入いただいたお客様のお声をご紹介します
13階建ての最上階の新築マンションで、真っ白に統一されたつくりつけ家具を中心とした こだわりのリビングルーム。ここに3D-08(白)をベースに、複数のコンパクトスピーカ 3D-02(黒)によるサラウンドシステムを構成された例です。 メールでのお問い合わせで、弊社スピーカがリビングのイメージにぴったりとのこと。 リビングのお写真をメールでいただきましたので、コンピュータグラフィックスで、 弊社スピーカがリビングに設置された場合のイメージ図をお送りさせていただきました。 すぐに音をお聴きになりたいとのこと。 早速、麻布十番のKaion701をご紹介し、 奥様と可愛い2人のお子様と一緒にご試聴いただきまして、 本格的サラウンドシステムをご購入いただきました。 メールで、お写真とご感想をいただきましたので、ご紹介いたします。
コマーシャルの音楽ですら聞き入ってしまいます
お金さえ出せば、美しい音を奏でるスピーカーは、他にも手に入るのかもしれませんが、 しかし、Dr.3のスピーカーの透明感のある音質とリアルな音像による音場の空気感、 存在感はこれまで試聴してきたどのスピーカーとも決定的に異なっている と感じました。 単に美しい音色という軸だけでは評価しきれない、別次元の新しいユニットだと思います。 麻布十番で試聴した後も、他のスピーカーを何度も試聴してまわりましたが、 Dr.3のスピーカーを最初に聞いたときの感動が忘れられず、この度8Ωの新型がでるときいて、 購入を決めました。ステレオ録音なのに、サラウンドシステムの効果があるといううたい文句でしたが、 麻布十番での試聴では、本当に、いや思った以上に奥行き感があり、 ステレオ平面がこれほど奥行きや上下感のある感じに仕上がるのだったら、 サラウンドシステムにしたら、どれだけ広い空間をリビングに再現できるのだろうと、 私はあえて、点音源スピーカでのサラウンドシステムを構成してみることにしました。 導入して、やはりDr.3のスピーカシステムでは、サラウンド効果の及ぶ範囲が格段に広い と感じます。リビングが完成してから、音楽関係に詳しい友達や、子供つながりの 女房のお友達連中を招待したりしましたが、部屋の端に近い人もみんなサラウンド効果を 楽しむことができて、たいへん楽しい空間になったと思います。
スピーカーの取り付けが簡単なのも良かったです
通常の箱型のスピーカであれば、スピーカ角度を調整して、 視聴位置に向けて配置するのが基本だと思います。 しかし、水平と垂直しかないマンションの壁でこれを実現するには、 複雑な取り付け金具で、聴者に向ける細かい調整作業を行わなければ、 バランスのとれた音場を得ることができません。 また、ベストな視聴点はとても狭くなります。 しかし、Dr.3の場合、どこの試聴位置に対しても、完全にスピーカーに指向性がないので セッティングに手間をかける必要がありませんでした。 Y社のアンプには、電気的な自動調整機能はありますが、それだけでなく スピーカーの取り付け、角度調整の手間がかかることを 忘れないようにしなければなりません。同じ理由で、設置場所の自由度が高いのもメリットだと思います
従来の重たい箱型スピーカでは、例えば、強度の比較的高い「梁部」に スピーカー固定金具を取り付けなければなりませんが、 わずか500gしかない3D-02では、3本ネジ止め式の監視カメラの固定金具がそのまま使えて、 場所の限られている梁の位置によらず自由に設置できました。 また、壁や天井の凸凹を避けて設置する必要もあるでしょうが、 監視カメラ取り付け具を選べば、 設置場所に対する自由度が大きいというメリットはとても助かりました。 設置という点で、専用の金具は必要なく、3D-08には3/8インチネジのマイクスタンドが、 また3D-02には、1/4インチネジの防犯カメラの設置金具やデジタルカメラの三脚が、 そのまま使えるという点も素晴らしい配慮だと思いました。 私はサラウンド用の天吊りはデザインが気に入った「防犯カメラ用のもの」を ネットで購入しています。
センタースピーカーを3D-02にすることで、収納ラックにすっきり収まったのも良かったです
センタースピーカーはなぜか大きな横長のものが一般的ですが、 TVやTVスタンドの形状によってうまく収まるものがなかったり、カスタムでうまく合わせる のが難しかったりします。 また、白とモノトーンにこだわっていることもあり、大きなセンタースピーカはバランスが 悪かったりして、なかなか導入しにくいと思っていました。 しかし、3D-02を使うのは少しもったいない使い方かなとも思いましたが、 点音源スピーカということで、音質も定位も素晴らしく、コンパクトにTVの真下に設置 することができて、結果的には大変満足しています。
事前に想定していなかった嬉しさもありました
それはサラウンドシステムの外にいても良い音が聞ける点です。 私の部屋の間取りは、リビング背面にダイニングと台所がオープンにつながっているのですが、 サテライトスピーカーが全方向を向いているのでどこにいても十分楽しめます。 しかも、2chステレオ音源がどこででも同じような立体感で聞こえます。 台所で料理をしている女房も、ダイニングで食器を並べていても、ソファーに 座っても非常に広い立体感を得ることができました。 これまで、リビングと台所とではTVからの距離が異なるので、必要な音量差が 気になっていたのですが、それも解消できました。 あるとき、チャンネルを変えていると、TVのゴルフ中継がありましたが、 雨音が芝生に落ちる音の広がりによって、グリーンの広さをリビングだけでなく、 ダイニング側にも感じることができたときは、本当にこのスピーカにしてよかった と小さな驚きがありました。やはりデザインは斬新だと思います
来客があると必ず、このサッカーボールの様なスピーカがTVのサイドにあるのを見て、 不思議そうに「これは何だ?」と質問されます。 存在感は十分です。 そして音を聞いて、更にその透明感と奥行きの広い音、なによりそのパワーに 驚いてくれます。 手間をかけて職人の方がスピーカーを1つ1つ作っているとのこと。 丸っこいスピーカではなくて、エッジのきいた12面体がまた、現代アート的なモダンさを 醸し出しています。 まさにエルメス、フェラーリのような意気込みを感じます。 これから、永く使っていく価値がある逸品だと思います。 ()J.Hさん | 住所静岡県三島市 |
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