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3D SOUND SPEAKER 3D-08
3D SOUND SPEAKER 3D-08
Dr.3のスピーカーは、理想的な点音源再生を実現するために、 複数の全てのユニットの振動法線が正確に一点(スピーカー中心点)を通過する 「マルチアクチュエータ方式」を採用しています。 すなわち、高音も低音も全ての周波数の音が、 その理想的な一点から出ているように機能いたします。 これは、フルレンジで音が出ない旧来のスピーカーシステムにありがちな、 低音用、中音用、高音用などに分かれたマルチウェイスピーカーでは、 とうてい真似できない、フルレンジ・スピーカーの理想形なのです。 どの音程も理想的な1点から正確な位相情報をもって放射されますから、 これを2つのステレオで配置した場合、その2点で結ばれる3次元空間上の音像が 全ての音程で正確に再現できます。 しかも、点音源スピーカーは無指向性です。そう、全ての方位がスピーカーの正面なのです。 ちょっと、脱線しますが…、 人が耳で感じることのできる音の波長は、高音から低音まで、実に1千倍以上もあります。 これは工学的にみても、大変な長さの違いを一度に扱わなければならない、 非常に難しい問題を含んでいます。 大きなうねりから小さな振動波まで、1千倍も違う物理特性は大きく違うのです。 海に広がる波を思い出してみてください。 低音はうねりのようなものです。どんな防波堤もまわりこんでしまいます。 一方で、高音は速いモーターボートから発せられた真っ直ぐに飛んでくる波です。 直進性がありますが、防波堤にあたると跳ね返っていきます。 音も同じです。ゴーという低周波はともかく、音にクリアさを加える高い方の音は、 直進性が高く、正面からはずれると大きく劣化し、ツヤがなくなってしまいます。 話を点音源に戻しますが… ステレオ2点音源で再生されるサウンドは、 マルチウェイの指向性スピーカーでは厚みのない(立体でない)音になってしまいます。 一方で、無指向性スピーカーでは、音の周波数によって劣化の度合いが変わらない、 理想的な位相空間情報を(部屋のどこも均等に)得ることができます。 すなわち、理想的な立体音像を得ることができるのです。 これは、頭(耳)を動かすことで、よりはっきりと脳は感知できるのですが、 ステレオ2点で立体音像を得ることは実は可能です。 左右だけでなく、上下や奥行き方向からの音も脳は感じることができます。 頭さえ動けば、目が2つでも平面ではなく、立体感を得ることができるのと同じことで、 なんら不思議なことではありません。 ステレオマイクで録音した2点を、スピーカーの理想の2点で再現した空間を脳が理解している訳です。 このとき、ステレオマイクには音源から放たれた直接波のみが記録される訳ではありません。 地面や周囲の様々な物体に反射した音が、少し時間を遅れて、 すなわち空間位相差の情報を伴って記録されています。 この情報は、2つのマイクに到達した四方八方からの多重情報です。 この情報を、2点のスピーカーから完全に再現して四方八方に飛ばしますと、 その音空間を再現することができ、脳が音像を立体的に感じます。 こうして、2つの点音源スピーカーは、左右だけでなく、上下や奥行きを含めて 正確に音像再生することができます。 ところで、その理想点から精密に等距離にある 表面全体を覆う複数のスピーカーの振動体は、 球体の表面積を利用して音を分担して生成するため、 より大きな音源が理想点にあったかのように働きます。 その一方で、並列処理の効果もありますから音を出す際に、 1つ1つのユニットは軽く動作させることができるというメリットもあります。 これにより、非常にリニアリティの高い空気振動を、余裕を持って発生することができるのです。 3D-08は、8cmのDr.3オリジナルスピーカーユニットを搭載しています。 その直径は8cmに切り詰めましたが、その振動ストロークは実に大きく、 硬いコーン樹脂を周囲に配したやわらかいゴムで大きく振動させることで、 直径わずか25cmという小型筺体からは想像できないほどの大迫力サウンドを生成いたします。 もちろん、重低音から伸びのある高音まで、正確な理想点から放出されますので、 音像は実にリアル、上下、奥行きに重低音を伴って余裕を持って広がります。 ショールームで、SL(蒸気機関車)を視聴していただくと、 上下と前後(奥行き)方向に広がった大きなSLの機体を感じていただくことができます。 生録マイクの間隔が、2つのスピーカーの理想点の間隔に広げられますから、 まるで小さな虫になった自分が、線路わきの草陰でSLの通過をまっているように感じます。 また、DVDのステレオサウンドでも大迫力で立体的な音が部屋中に広がりますので、 まさに映画館の迫力を楽しむことができます。 3D-08を複数構成して、5.1chや7.1chを構築すれば、これまで周囲に2次元平面的であったサラウンド 空間が、更に上下や奥行き方向にぐっと広がります。 まさに究極の3Dサラウンド・システム。 複数のスピーカーの各2点間で構成される立体サウンド空間が、 視聴者の周囲にぐるりと拡大いたします。 更に、密閉された小さな筺体に非常に多くのスピーカーユニットを取り付けることで、 各々のスピーカーユニットは互いに空気圧結合によって協調動作します。これによって、 ダンピングのきいた余裕あるクリアな振動波形が得られます(各スピーカーユニットは、 同時に外に膨らんだり、中に縮んだり、まるで風船が振動しているように機能しています。 呼吸玉スピーカーと云われる所以でもあります。すなわち、 お互いに相手を振動させないように空気圧負帰還が働いています。ボアボアとした、 いつまでも尾を引く無理に低音増強したバスブースト・スピーカ―とは比べ物にならない、 切れのある低音、クリアな高音、バランスのとれた僅か25cmのスピーカーがDr.3の理想形です)。 体積最小にして、表面積を最大限に利用したDr.3の点音源スピーカー。 大変コンパクトな機能デザイン豊かなスピーカーが、 大出力で余裕のある理想的な3Dサウンドを奏でます。
※スピーカーとは別にアンプをお客様ご自身でご用意頂く必要があります
※高性能な磁石を採用した重量のあるアクチュエータユニットを複数採用している関係から、 総重量は5.5kg程度となっております。 天つりの際には、安全確保のため、業者による施工をお勧めいたします。
価格
セット料金 | (オープン価格)
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スピーカー×2個(L/R)、8cm専用D/BOX、ACアダプター、スピーカースタンド×2本、 スピーカーケーブル×2本(Neutrik Speakon NL4MP)、RCAピンコード×2本 |
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3D-08スピーカーの使用に適した場所
サッカーボールほどの小さな筐体で、低歪かつ大迫力サウンドを生成できます。 ホームシアターなどの家庭用サラウンドスピーカーや、 もちろん、iPodをはじめとする携帯機器用の個人用オーディオ用スピーカーとして利用できるほか、 パーティー会場などでマイクを使ったクリアな音声を必要とする場所や、 コンサートホール、体育館や交通機関などの公共施設、テーマパークやライブハウスなど あらゆるシーンに最適です。 別次元の音響環境を是非お試しください。
User Comment / ご購入者様の声
- ショールームご来場のAさん
- 球面型の音場スピーカーの音の良さは以前から耳知識としてはありましたが、 実際に聴かせて頂き、衝撃を受ける体験をさせていただきました。 大変ポテンシャルのある製品なので、従来のスピーカーシステムとは違った 見せ方、鳴らし方で別次元での市場も開けて将来性のある製品と感心いたしました。
- 横浜市、U.Tさん
- 部屋中が音に包まれているという感覚です。 低音をいつまでも引きずる他のスピーカ―とは違って、すっきりとした心地よい、 呼吸玉特有のダンピングの切れの良さを実感できます。 部屋中に音が響き渡るという感覚は、他のシステムでは得られないと思いました。 3D-02もすっきりしたいい音だと思いましたが、やはり、3D-08はそのスピーカー径の 大きさで低音の伸びが違います。
- 京都府、H.Mさん
- 抜群のAV環境を得られました。期待以上です。 DVDやCDを鑑賞するだけでなく、 単にTVを流し見たりパソコンで情報収集している普段の生活が、 全然贅沢なものに感じられるようになりました。 「凄すぎる!!」というのが正直な感想です。 とても気に入っていて、業務上のちょっとしたイベントにも使っています。
- 匿名さん
- そとから部屋に入った瞬間などにドクタースリーの良さがよくわかります。 なんというか、これまでの一般的なスピーカでの音声とは別次元で、 よく設計されたホールに入った様な気がします。
- 横浜市在住K.Aさん
- 部屋のどこにいても、とても立体的な音を楽しむことができます。
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